ロレックス バブルバック Ref.2764 ピンクダイヤル 飛びローマン スモールセコンドの ヴィンテージモデル・RG-1955
製造年代・ムーブ
・1941-43年前後製造 ・Ref.2764 ・Cal.9 3/4HUNTER ・素材(ステンレススチール)
アピールポイント
世界で初めて完成された自動巻き機構を搭載しアンティークロレックスの代表として位置付けられる「バブルバック」。アンティークを極めし者はバブルバックへ行き着くといわれるほど、アンティークウォッチの深淵に位置づけられるモデルです。ほどよく膨らんだケースバック、さまざまなバリエーションを持つダイアルやハンドなど、古き時代を感じさせる風格をまとったバブルバックは多くのファンに愛されている不朽の名作。半世紀の時を経て蘇る「THE VINTAGE」と呼べるモデルです。このモデルは1940年代製造のバブルバック。バブルバックの第3世代キャリバーでクロノメーター版を搭載しています。それまでの8.3/4HUNTERのモデルよりも大型化したため、テンプも大きくなり精度が格段に向上した完成度の高いムーブメントです。この第3バージョンになって初めてローターにシャンファー(傾斜)がつけられるようになり、SUPER BALANCE と刻印されるようになりました。ダイヤルは精悍なスタイリッシュなピンクダイヤル。飛びローマンのインデックス、ミニッツサークルのアンティーク感のある文字盤です。スモールセコンドゆえにアンティーク感があります。リューズは当時の「ROLEX + OYSTER」。2行書き刻印のアンティークバージョンです。こうしたディティールを楽しめるのもバブルバックをおいて他にはないでしょう。まさに「THE VINTAGE」の名品。古き良きロレックスを愛するエグゼクティブにふさわしい時計です。コレクターズアイテムとしてもお勧めです。
コンディション
スクリューリューズ。自動巻き。ローターの巻き上げ感も軽快で、精度も問題ありません。バブルバックは巻き上げ効率が悪くローターのがたついているものをよく見かけますが、こちらは軽快な動きをしています。ダイヤルは全体的に薄いヤケ、数箇所にシミがあります。ミニッツサークルにもかすれがありますが、年代を考慮してもまずまずの保管状態かと思います。ケースは軽いスレ、コキズ、ヤセがありますが、目立つ打ち傷などはありません。風防は軽いコキズ程度です。特に視認性には問題ありません。ベルト・尾錠は社外品で軽い使用感がありますが、このままでも問題なくお使いいただけます。
付属品
本体のみで付属品はありません。
精度・サイズ
日差はタイムグラファー計測で±1分以内に収まっています(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅は17mm。ケース径は約31mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約38.5mm、厚さ約13.5mmです。