ロレックス・チュードル 機械式時計の通販サイト ローズガーデン

1950年代製造 ・Ref.6090 ・Mov.Cal.NA 自動巻き ・素材(18金無垢ピンクゴールド)

世界で初めて完成された自動巻き機構を搭載しアンティークロレックスの代表として位置付けられる「バブルバック」。アンティークを極めし者はバブルバックへ行き着くといわれるほど、アンティークウォッチの深淵に位置づけられるモデルです。ほどよく膨らんだケースバック、さまざまなバリエーションを持つダイアルやハンドなど、古き時代を感じさせる風格をまとったバブルバックは多くのファンに愛されている不朽の名作です。このモデルは1950年代製造のセミバブルバック。クロノメーター規格のモデルです。バブルバックのオイスターパーペチュアルとしては最終型ムーブメントNAを搭載しています。テンプも大きくなり精度が格段に向上した完成度の高いムーブメントです。ダイヤルはアイボリーカラー。インデックスはクサビ形のアプライド、剣針とのコンビネーションは視認性もよくスタイリッシュなフェイスになっています。リューズはノンスクリューの「SUPER OYSTER」リューズ。この年代に見られる希少なバリエーションです。裏蓋にはドイツの会社Mussel Maschinenbau GmbH(ミュッセルエンジニアリング株式会社)と思われるロゴマークと「1-12-26」と「1-12-51」の刻印があります。1926年1月12日〜1951年1月12日だと推察すると勤続25周年に会社から贈呈された品ということになるのかと思います。歴史を感じさせる逸品です。所有欲を満たす、エグゼクティブにふさわしいヴィンテージ腕時計です。様々なシーンで大人のダンディズムを演出し、傍らで静かな時を刻み続けてくれるコレクターズピースです。

ご委託品です。ローターの巻き上げ感も軽快で、精度も問題ありません。バブルバックは巻き上げ効率が悪くローターのがたついているものをよく見かけますが、こちらは非常に軽快な動きをしています。ダイヤルは特に目に付く経年変化などは感じられません。ケースはスレと軽いコキズ程度です。少しヤセがありますが刻印は確認できます。風防はアクリル製できずも少なく特に視認性には問題ありません。ベルトは少し使用感がありますがこのままでもご使用可能です。尾錠は社外製かと思います。ゴールドメッキされています。

本体のみで付属品はありません。

日差はタイムグラファー計測で±30秒以内に収まっています(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅は19mm。ケース径は約32mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約40mm、厚さ約12mmです。総重量51gです。