ロレックス バブルバック Ref.2940 アイボリー サイエンティフィック ダイヤル ドーム風防 ヴィンテージ メンズモデル・RG-1999
製造年代・ムーブ
・1940年代製造 ・Ref.2940 ・S/N.39xxxx ・Cal.NA 9-3/4HUNTER ・素材(ステンレススチール)
アピールポイント
世界で初めて完成された自動巻き機構を搭載しアンティークロレックスの代表として位置付けられる「バブルバック」。アンティークを極めし者はバブルバックへ行き着くといわれるほど、アンティークウォッチの深淵に位置づけられるモデルです。ほどよく膨らんだケースバック、さまざまなバリエーションを持つダイアルやハンドなど、古き時代を感じさせる風格をまとったバブルバックは多くのファンに愛されている不朽の名作。半世紀の時を経て蘇る「THE VINTAGE」と呼べるモデルです。このモデルは1940年代製造のバブルバック。バブルバックのキャリバーで初めてクロノメーターの認定を得たムーブメントNAクロノメーター版を搭載しています。それまでの8.3/4HUNTERのモデルよりも大型化したため、テンプも大きくなり精度が格段に向上した完成度の高いムーブメントです。ダイヤルはアイボリーカラーで時針・分針・秒針を表す3重のサークルがあり、それぞれの針がその目盛りを指すユニークな構造。通称「サイエンティフィックダイヤル」と呼ばれますが、このダイヤルのルールは必ず赤いセンターセコンドであることとされ、極稀にしかお目にかかることができない希少なバリエーションです。リューズは当時の「ROLEX + OYSTER」。2行書きのシンプルな刻印で1946年〜55年の間に使用されバブルバックの生産終了とともに姿を消したレアバリエーション。スモールクラウンで様々なデザインの変遷があったこの時代特有のリューズです。こうしたディティールを楽しめるのもバブルバックをおいて他にはないでしょう。ベルトは社外製ですが肉厚のカーフが装着されています。現存する個体数は少ない雰囲気のある時計。古き良きロレックスを愛するエグゼクティブにふさわしい一品。コレクターズアイテムとしてもお勧めです。
コンディション
ご委託品です。ローターの巻き上げ感も軽快で、精度も問題ありません。バブルバックは巻き上げ効率が悪くローターのがたついているものをよく見かけますが、こちらは軽快な動きをしています。ダイヤルは夜光部分にクスミがあります。文字のかすれなどもなく、この年代のダイヤルとしては非常に綺麗な状態かと思います。ケースは軽いコキズ程度で保管状態は大変良好です。ドーム風防は軽いコキズがありますが特に視認性には問題ありません。ベルトは社外製、軽い使用感があります。
付属品
本体のみで付属品はありません。
精度・サイズ
日差はタイムグラファー計測で±1分程度に収まっています(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅は17mm。ケース径は約31.5mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約39mm、厚さ約13mmです。