ロレックス・チュードル 機械式時計の通販サイト ローズガーデン

・1951年製造 SN.77xxxx ・Ref.6105 ・Cal.A296 ・素材(18KYG)

世界で初めて完成された自動巻き機構を搭載しアンティークロレックスの代表として位置付けられる「バブルバック」。アンティークを極めし者はバブルバックへ行き着くといわれるほど、アンティークウォッチの深淵に位置づけられるモデルです。ほどよく膨らんだケースバック、さまざまなバリエーションを持つダイアルやハンドなど、古き時代を感じさせる風格をまとったバブルバックは多くのファンに愛されている不朽の名作です。このモデルは1951年製造の最初期パーペチュアルデイト、ビッグバブルバック。後の黄金期へと続くロレックスの自動巻きの基礎となったモデルでもあり、本品は特に左利き用にリューズが左側にレイアウトされている「レフティ」モデルとなります。様々なメーカーからレフトハンドモデルは製造されていますが、ロレックスのモデルは大変珍しく、1970年代のオイスターデイトでわずかな本数が特別生産されたという記事や海外サイトでのごくわずかな事例はあるものの、長い歴史の中でもほとんど登場することはなく、ロレックスも特別の事情がない限りにおいては左利き用のモデルの製造は行っていないため、 幻の逸品となっております。こちらも何らかの理由で特別製造されたものかと思います。オーナーによると1990年代にスイスでご購入されたものとのことです。ダイヤルはマットアイボリー。ヴィンテージダイヤルです。インデックスはクサビ型のアップライト、リーフハンドとのコンビネーションです。ダイヤルトップのエンブレムも無骨なアンティーク仕様です。デイトはメタルラインの入った窓に赤文字のヴィンテージ仕様です。これぞ『THE VINTAGE』と呼べる一品かと思います。リューズもノンスクリューの「ROLEX SUPER OYSTER」刻印。この年代にのみ見られる希少なタイプです。ベルトは社外製のクロコ、尾錠は金張りのクラウンです。まずお目にかかることもない珍品。コレクションとしての価値あるヴィンテージ腕時計です。

【操作】自動巻き。手巻きも可能です。ローターの回転も軽快ですが、古い自動巻きですので運動量が少ない場合は手巻きで補助を行なってください。【外観】文字盤は全体的にヤケ、クスミがあり、ヴィンテージ感がでています。軽い経年変化はありますが、目立つシミなどもなく良い状態を維持しています。ケースは経年のコキズ、痩せがあります。風防は軽いコキズがあります。特に視認性には問題ありません。ストラップは少し使用感がありますが、このままでもご使用いただけます。

本体のみで付属品はありません。

【精度】日差はタイムグラファー計測で±1分程度に収まっています(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。【サイズ】ラグ幅は20mm。ケース径は約35mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約44mm、厚さ約14mm。総重量61gです。